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1Q84/村上春樹
やっと読み終わり(まだBOOK1のみだけど)。時間が取れないのと村上春樹本に慣れるのに時間がかかってかれこれ1ヶ月。でも慣れてくると意外と普通なんだなといういう印象。物語は進めば進むほど俄然面白くなってきました。夏生さんの『IN』が控えてるのでとりあえずBOOK2は後回し。ストーリーを忘れないようにしないと汗
| [本]ア行 | 19:44 | comments(0) | trackbacks(0) |
悼む人/天童荒太
悼む人第140回直木賞受賞作。『家族狩り』『永遠の仔』の衝撃…天童作品には驚かされ続けてます。いつもテーマは家族・愛・死。この作品の主人公は死者を悼む旅を続ける青年・静人。彼の行動は不可解で理解に苦しんだが死の価値ついて強く強く考えさせられた。取り巻くさまざまなドラマも重い…。静人の帰りを待つ末期がんの母…息子には会えたのだろうか。
| [本]ア行 | 08:19 | comments(2) | trackbacks(0) |
鬼の跫音/道尾秀介
鬼の跫音道尾さん初短編集だそうで。みなさんトリックを期待して本を手にしてますね…きっと。短編なので大どんでんはないけれどピリッとやってくれます。すべての物語にSが登場。連鎖かと思って警戒しつついろいろ探るもそうでもない。いやその前に本を開くともうフォントがコワイ。ホラーっぽいけどホラー嫌いだけど私は実に面白く読ませていただいた。
| [本]ア行 | 17:54 | comments(0) | trackbacks(0) |
あなたの獣/井上荒野
あなたの獣なにやら変わった連鎖短編でした。主人公のはずの櫻田哲生というオトコ。かかわるオンナの気持ちが全く理解できない奇妙なオトコ。輪郭がみえて来ず漂うように生きているヤツなのに気味が悪いほど1人のオンナに執着する。これが櫻田の中の「獣」なのか。読解力不足だよな…きっと。井上さんは何を書きたかったんだろ。
| [本]ア行 | 23:11 | comments(0) | trackbacks(0) |
エイジハラスメント/内館牧子
エイジハラスメント内館さんといえば横綱審議委員会…最近は度重なる不祥事にご立腹されているお姿ばかりが思い出される。さて全く別モノである小説エイジハラスメントは34歳になる主婦がパート先でオバチャン扱いされてショックを受けるところから始まる主婦再生物語といったところ。設定年齢が若干若い気がするのは私だけだろうか。それともここいらが曲がり角だったのだろうか…遠い昔で思い出せない。
| [本]ア行 | 20:42 | comments(2) | trackbacks(0) |
義弟/永井するみ
義弟久しぶりのするみさん。タイトルからしてたぶん昼メロ系だろうと思いつつ読み始めるや…どうも違う様子。「義弟」だから夫の弟あたりが登場して修羅場?などと妄想してたら…親が再婚の際にひとりずつ連れてきた子が姉弟となったわけです。血の繋がってない義姉に思いを寄せつつ成長してゆく弟。ある日義姉が遭遇した窮地を救おうと、犯罪を犯してしまうところからがこの物語の始まり。破滅的な心と義姉への思いが交錯し徐々にバランスを失ってゆく弟。2人はいったいどうなっていったのだろう…。
| [本]ア行 | 10:06 | comments(0) | trackbacks(0) |
アカペラ/山本文緒
アカペラ待望の…ホントに待っていた文緒さんの新刊。「アカペラ」「ソリチュード」「ネロリ」中篇3篇。文緒さん流のそれぞれの家族のあり方がとても斬新で…「文緒さんおかえりなさい!」の気持ちでいっぱい。絶対失いたくない作家さん…次の作品もすっごく楽しみです♪
| [本]ア行 | 12:57 | comments(6) | trackbacks(0) |
イジ女/春口裕子
イジ女タイトルを見て迷わず手に取る。「目立とう精神」「オフレコ」「ミーちゃんハーちゃん」「ご機嫌なナンバー」「あんぽんたん」「やる気ナッシング」「イジ女」「レッツらゴー」の8篇。時代を感じさせるワードをウマく生かしたタイトルが並び春口さんのセンスが光ります。ご近所付き合い、会社の同僚、カレシ、友人…人間関係で成り立つ日常にチクリと刺さるトゲ…なんでオンナってなんでこうなんだろ。表題作「イジ女」だけがホラーっぽくで異質な感じだけど最後の「レッツらゴー」が全体をグッと締めてます。
| [本]ア行 | 10:48 | comments(0) | trackbacks(0) |
悪人/吉田修一
悪人なかなか決定的な悪人が登場しない…どこで出てくるのか、やめられないでしょ気になって。保険外交員のオンナが出会い系サイトで知り合ったオトコに殺されてしまう。悲しみにくれながらも知らなかった娘の日常にとまどう両親、加害者に関わっている親戚や友人たちの心理など行動範囲は博多⇔長崎間、会話は終始博多弁および長崎弁で実にリアル。染み入るというかイヤ〜参りました(夫の故郷がストライク)。もう伏線だらけでどこでリンクしてくるのかこちらのアンテナもピリピリ。ガーっと引き込まれて一気です。殺人犯は悪人として裁かれる…けど罪を犯していなくても悪人はいます。なんかこう理屈では説明できないものが重く残ってる感じ。インパクトのある本でした。吉田さんってこういう感じなの?
| [本]ア行 | 22:51 | comments(2) | trackbacks(0) |
あなたの呼吸が止まるまで/島本理生
あなたの呼吸が止まるまで一昨年ナラタージュが話題になっていたのに読みそびれ…本作品が島本さん初読み。あちこち酷評のなか…先入観ゼロのワタシとしては悪くなかった気がします。タイトルだけで読み解いてみるとムリヤリいい感じに見積もって「愛と死をみつめて的な恋愛劇」、もしくはやっぱこっち…「絶対許さない的な復讐劇」。内容はもちろん後者。主人公野宮朔は舞踏家の父と暮らす12歳の少女。舞踏に情熱を注ぐ父に振り回されながらも毎日健気に頑張る朔。ウチに抱える夢や悩み…そしてつらい出来事に懸命に立ち向かう強さ…強くならざるを得ない痛々しさ。この丁寧語の文体がそれらすべてを巧みに表現しています。疑うことを知らないピュアな心とドキッとするような大人びた思考が交錯する宙ぶらりんな年頃。思春期に向かう少女の繊細な心の描写もよかった。いつも不在がちの父が娘の異変に気づきプラネタリウムに連れてゆくシーンの
体の声に耳を傾けて、じっくり思考して、体にも心にも気持ちが良くて正しいと思えるものを選んで。いったん選んだら堂々として、それを信じてあげるんだ。そうしていれば大丈夫だから。朔ならきっとできるよ
という不器用な父流の励まし…どうですか。こんなオバサンが12歳の少女をつかまえて共感という言葉はおかしいけれど、ふっと少女時代の感情を想起させられた感があり、娘を持つ母親としてではなくむしろ本人になりすまして読んでいた(笑)。朔には凛としたステキな女性に成長して欲しいー。
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| [本]ア行 | 13:56 | comments(8) | trackbacks(3) |



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